研究会として最も大切なことは、私たちの研究を、患者さんの治療やその先にある生活の質の向上に繋げるということ。
作業療法学や臨床心理学を含む医学が進歩の一途をたどっていく中で、より患者さんへの負担が少なく、よりメリットが高い方法を柔軟に取り入れながら、臨床の現場に還元されるべき研究を最優先に進めていきたいと考えています。
私たちが目指していることは、臨床と研究が互いに理解を示す、その先にあります。
メンバーが個々の立場の軸に沿った研究活動をしています。互いの活動のサポートや、共同プロジェクトでの研究を実施することも。
毎月開催の定例勉強会では、個々の研究についての報告・ディスカッションや、関連書籍の抄読会などを行っています。
※2019年2月現在
*1 傳田健三氏(精神科医 北大名誉教授 FEP lab.創設メンバー共通の恩師)
*2 松井三枝氏(金沢大学 国際基幹教育院 教授)
『私たちの研究が、患者さんの役に立つ、患者さんの治療に寄与するということが、私たちの研究動機のスタート。最初にFEPを始めたきっかけも、「患者さんの治療をもっとしたい」とか「患者さんの記憶力をもっと高めた方が生活しやすくなるだろうな」と思ったのがスタートです。』(FEP lab.代表 大宮)
『研究としてはこうだけれど、臨床で患者さんと関わるスタッフならば、これについてどう思うだろうか。その視点を大事にしていかなくてはと思います。研究よがりにならず、患者さんに還元されるべきものを、私たちは研究として発展させていくということを忘れないように意識しています。』(FEP lab. 宮島)